カリウムなどのミネラル類、ビタミンの多い食材
夏の間に 汗で失われて欠乏したミネラル、ビタミン。
これらを多く含んだ食べ物をたくさん摂りましょう!
カリウムなどのミネラルや、ビタミン群が不足すると、
「やる気が出ない」「糖質・脂肪代謝が落ちて肥る」「肌のターンオーバーが悪くなる」…など、体の機能が正常に働かなくなることによって、これらのトラブルが起こります。
普段から美容と健康のため、これらの栄養素は不足しないように心掛けてはいても、2015年夏は記録的な猛暑でした!
連日大量の汗とともに大切なミネラル、ビタミンがたくさん出て行ってしまいました。
もしも、
「夏から秋に太りやすい」「日焼けしてないのに肌がくすんだ感じ」「イマイチやる気が出ない」…など、思い当たったら、ミネラル&ビタミン不足のサインです。
足りていないと感じたら、大急ぎで体に摂り入れましょう!
やっぱり食べ物から補給するのが一番おススメです♪
「糖・脂質代謝アップ」「肌の修復・改善」夏の終わりの今、この働きを助けてくれる食べ物をご紹介します。
加えて、これから迎える秋の季節は一気に空気が乾き始めることもあって粘膜が乾燥しやすくなります。
粘膜は肌、呼吸器、胃腸など消化器を丈夫に、かつ、ガードする働きをしてくれます。
粘膜が減少するとウィルスが入り込みやすく風邪をひいたり、胃腸の働きが落ちて消化、代謝が悪くなり、皮膚が乾燥してカサカサになりシワとともに、くすみやすくなります。
余談ですが東洋医学上、秋はホウレイ線のシワが深くなりやすい季節ともいわれます。
…ということで、今日は…
カリウムなど、ミネラルとビタミン豊富で、粘膜を強化してくれる食べ物をご紹介します!
①モロヘイヤ
②オクラ
③カボチャ
④へちま
⑤ヤマイモ
青菜でほうれん草や小松菜と比較されることが多い
モロヘイヤ。前者は冬が旬で夏のものは栄養価が低くなります。対してモロヘイヤは夏が旬です。
筆者が今年一番お世話になったのが、このモロヘイヤでした。
体内に入るとビタミンAに変わるβカロチンを多く含みます。
これは粘膜を強化し、胃腸や呼吸器、皮膚や髪を健康に保つ働きをします。
ほかビタミン類では、ビタミンC、ビタミンB1、B2、ビタミンE
ミネラルでは、カリウム、マグネシウム、カルシウムが豊富です。
刻んだり、加熱すると出てくる粘りは、ムチン(タンパク質分解酵素・食物繊維)という成分によるもの。
ムチンは余分な水分を吸収して胃腸を刺激して活性させる働きがあり、便秘の解消を促します。
また、コレステロール、血糖値、血圧の上昇を抑制してくれる成分です!
モロヘイヤは炒め物、スープやお味噌汁の具、刻んで納豆などと和えたり、食べ方のバリエーションが豊富ですが、筆者が一番ハマったのは生で頂くサラダでした。
たまたま近隣で、採りたてで、茎も葉も柔らかいものが購入できるので、荒く刻んで、ポン酢+ゴマ油少々のドレッシングで、トマト、ゴーヤ、シラスなどと日替わりで毎日飽きずに続きました。
ムチンとビタミンCは熱に弱いのですが、βカロチン(ビタミンA)やビタミンEなどは、油と併せたり加熱したほうが吸収を高めるので、サラダで食すときにはオイルをプラスすると良いでしょう。
話題の亜麻仁オイル、えごまオイルなどもおススメです♪
②オクラ&花オクラ
オクラもまさに今が旬です。ネバネバ成分は、豊富に含まれるムチンです。
最近出回るようになったオクラの花☆
食べて驚き! オクラ同様、花にもネバネバがあるのです!
食感はキュウリに近い、シャキシャキ感と風味もやや似ています。
その栄養もオクラ同様に高く、ペクチン、ムチンに、βカロチン、ビタミンC、ビタミンB1、ビタミンB2、ミネラルでは鉄が豊富です。
ガクを取り、サッと洗った花オクラと、極薄切りしたゴーヤとミョウガと一緒に!
または、レタス&青ジソをたっぷりのせて、りんご酢ベースのドレッシングもおススメです!
マヨネーズやゴマダレでもいけそうです♪
③ヤマイモ
ヤマイモの粘り、こちらもムチンによるもの。細胞を若々しくしてくれます。
ミネラルの中でもカリウムを多く含んでいます。
消化酵素のアミラーゼは、糖質やデンプン質の消化を促すので、すり下ろしてご飯と頂くのは理にかなっているといえます。
④カボチャ
西洋カボチャには、ミネラルの中でも特にカリウムが豊富!
ビタミンB、ビタミンCと、βカロチンを多く含みます。
一年中いつでも手に入る、最もポピュラーなカボチャですが、次にご紹介するカボチャは最近出回るようになった、生で食べられるカボチャで、栄養価が更に高いことで注目の品種をご紹介します♪
バターナッツ
一見すると『ひょうたん』でしょ?と思いますが割ってみるとれっきとしたカボチャ族。「くびれ部分」までは種がないので、その部分を薄い輪切りにして素焼きで塩コショウで味付けしてみました。
種の部分は種をとって皮をむき、薄切りにしてマヨネーズ、ディップ、バーニャカウダなど生食で頂けます。甘くて美味しいです♪
ほか、炒め物、スープやポタージュも味が引き立ちます。
一般のカボチャとの違いは煮物には向かない所です。
バターナッツなんて、何かハーゲンダッツにありそうなネーミングで、それだけで美味しそうですね!!
メキシコが原産地で国産は珍しかったのですが、日本では八ヶ岳農業実践大学が最初に生産を始め、今では各地に広まり、その美味しさと栄養価の高さで最近はTVでもよく紹介されています。
その栄養価は、ビタミンA、ビタミンC、食物繊維に加え、ミネラルではカリウムが多く、また、最近の野菜からはあまり摂取できないマグネシウム、マンガンをたっぷり含んでいて、とくにβカロチンは一般のカボチャの二倍だそうです!
コリンキー
通常のカボチャのつもりで包丁を入れたら、なんと!
全く力をいれることなく簡単にカットできました!
断面は夏みかんみたい!
半分は塩もみにして翌日に残し、たまたま冷蔵庫にあったニンジンとショルダーベーコンと炒めてみました!ピクルスにしても美味しそうです☆
『コリンキー』は生食できるカボチャとして、2002年に山形県で品種改良されたそうです。
その栄養価は高く、食物繊維、βカロチン、ビタミンC、ビタミンB1、B2、に加え、
カリウム、カルシウム、鉄もたっぷりです!
むくみやすいかた、こむら返りを起こしやすいかたにもおすすめです。
生食、といっても、さすがに種までは食べられないだろう、と思いつつ、ちょっとかじってみたら意外とイケる!コリッと歯ごたえのある『ヤングコーン』みたいでした。
※少し日を置いて大きくなってしまった種は、やはり生食NGでした
輪切りにすると、切り口は大変みずみずしく、水分たっぷり。
堅そうな繊維や種はなくて、「みずみずしい茄子」のようです。
←食用ヘチマ&コリンキー
「ヘチマ」と言えど、あのバリバリ繊維質の『タワシ』になるヘチマとは全然別で、食用として栽培された品種です。
写真をご覧いただくと、タワシ系の下膨れで大型のヘチマとは違い、長さ20センチ前後の可愛いヘチマ。
そしてこの「ヘチマ」の特筆したいところ‥が!
低カロリーでありながら高い栄養素を含んでいる‥という点。
カロリーは一本当たり約250gでたったの40キロカロリー!
‥にも関わらず、ビタミンやミネラルを非常に豊富に含んでいます。
とりわけ、葉酸、ビタミンK がズバ抜けて高く、 カリウム、マグネシウム、鉄、銅といった代謝に関わる、ダイエットに欠かせないミネラル類を多く含んでいます。
「ハママーチ」という沖縄のヨモギ科のハーブを使いました。
「ヘチマ」は沖縄では「ナーベラー」と呼ばれて、普通に出回っています。
皮は固いのでむきます。ピーラーで極薄く取り、好みの大きさにカットして調理♪(^▽^)
ヘチマと豚肉の味噌炒め。
輪切りに切って、炒めるだけ!
茄子と同様に、火がすぐ通るので、筆者は厚めに切るほうが好きです (^ー^)ノ
味噌炒めのほか、お味噌汁の具や、ワカメなどと味噌和えなど、お味噌と相性抜群です。
約一か月間ぶっ通しの記録的な猛暑から、秋雨の前線とともに急激に涼しくなったことで、体調を崩しやすい時季にもなります。
夏から秋に太りやすい、といってこんな時季に無茶な食事制限をしてしまうと、体力や抵抗力まで落としてしまうことになります。大切なのは欠乏している栄養素をきちんと補うことです。
サプリメントは手軽ですが、栄養成分はともすると過剰になることでの弊害もありますから、
出来るだけ自然の食べ物から摂り入れることがおすすめです。
・。*久しぶりの投稿で張り切って長編になってしまいました。
最後までご購読頂き、ありがとうございました(^^)/・。*
たまプラーザ・あざみ野エステ
エイジングケア・ダイエット
Personal Beauty Esthetics KO’a
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