糖質、脂質の吸収を抑えてくれる!知らないと損です!「食物繊維」のお話☆

ダイエットを成功させるためにまず大切なのが

「腸内環境」の改善ですね

 

 

「便秘改善」だけじゃない「食物繊維」の働き

「便秘の改善に食物繊維」とは一番よく耳にしますよね。

便秘改善はダイエットの基本中の基本!理想は薬に頼らず毎日の食事で改善できることですね。

ところが、食物繊維を摂っているのに思うように改善できない、というお悩みも多く伺います。

 

食物繊維のことをちょっと詳しく掘り下げて、

今日はその食物繊維にスポットを当てて書こうと思います。

 

食物繊維には便秘改善のほかにも沢山!有難い働きをしてくれます!

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ご存知ですか?!

「食物繊維」には、「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」の二通りに分かれます!

簡単に説明すると、読んで字の如く、「水溶性食物繊維」は水に溶け、粘性のドロドロ状態となって腸内で発酵し善玉菌を増やす働きがあります。

これに対し「不溶性食物繊維」は水に溶けず、胃や腸で水分を吸収して膨れてカサを増し、腸の蠕動運動を活発にして排泄を促します。

 

どちらが良い、ということではありません。

どちらにも大切な役割があり、腸内環境を良好に維持するためには偏りなく、両方がバランスよく摂れていなくてはかえってお腹が張ったり、便秘を悪化させる原因や、病気を発生させる原因になります。

 

そのベストバランスは、水溶性1に対して不溶性2が理想なのだそうです。

後ほど多く含む食品をそれぞれ紹介します!

 

今までご存知なかったかたは、是非これからはこの二通りの食物繊維の働き知った上、バランスよく取り入れることで、ぐぐっとダイエットのレベルアップが期待できます!(^^)b-☆

 

糖質、脂質の余分な吸収を抑えてくれるのが「水溶性食物繊維」

水溶性食物繊維は糖質の吸収を抑制し、血糖値の急上昇を防ぐ働きがあるので、糖尿病の予防効果があります。

余分なコレステロールなど脂質の吸収も抑えてくれます。

また、ナトリウムを排除する働きもあり、高血圧予防、むくみの改善に役立ちます。

 

食物繊維を摂るとお腹が張る、とか、摂っているのに改善しない、というかたは、こちらの「水溶性食物繊維」を増やしてみることがおススメです。

 

便秘に関して

「不溶性食物繊維」に偏ると胃腸内の水分を多く吸収する性質上、便が硬くコロコロになりやすく、かえって便秘になってしまうケースもあります。この場合は水分を多くとるとか、「水溶性食物繊維」とのバランスも念頭に置いて頂くと改善するかもしれません。

玄米で改善が出来なかったとしたら、押麦の配合をお勧めします。

この『押麦食』はかなりおススメです。

あとで紹介していますが、同じく水溶性食物繊維が多い【やまいも】で、麦とろご飯は最高点ですね☆

 

一般的に食物繊維が多いとされるのは

穀類、豆類、芋類、きのこ、野菜ですが、同類でも水溶性を多く含むものと不溶性が多いものがあります。

例えば、きのこ類でも、エリンギとエノキは不溶性が多いのに対し、粘りがあるナメコは水溶性が多いのです。

 

 

水溶性食物繊維が多い食品

めかぶ、もずく、昆布、わかめなどに含まれる「フコイダン」「アルギン酸」という粘り成分、

主に熟した果物に含まれる「水溶性ペクチン」、逆に未熟な果物は「不溶性ペクチン」です。

こんにゃくに多い「グルコマンナン」

ほかには

納豆、オクラ、やまいも、さといも、ナメコ、など粘りのある食品があげられます。

穀類でも押麦、果実のアボカドにも多く含みます。

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不溶性食物繊維が多い食品

穀類の外皮、野菜、根菜、豆類などに含まれる大半が「セルロース」です。

いんげん豆、ヒヨコ豆、小豆、エリンギ、エノキ、アーモンド、

玄米、小麦ふすま、おからなどが多く含みます。

 

不溶性食物繊維は腸内の発がん物質を排出させる働きをしてくれます。

大腸がんの抑制、予防には「不溶性食物繊維」です。

また、ダイエットでは歯ごたえがあり、必然的によく噛まなければならないので少量で満腹感が得られます。

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【まとめ】

以前のブログで触れたこともありますが、

よく健康やダイエットに絡め「体質」という言葉が多く使われますが、生まれ持っての遺伝子的な体質は変えられないけれど、その後の「習慣」でつくられた部分は、今から、気づいた時に変えれば、変えられる可能性があります!

期待している変化が大きすぎると、直ぐにはなかなか目に見えにくいかもしれませんが、食事の改善こそ一番大切であって、有効なダイエット法であると云えます。

 

念のため、言うまでもないことですが、食物繊維が必要といえど、食物繊維だけに食事の比重が掛かってもダメです。

良いからとそればかり摂れば良いわけはありません。

食物繊維の摂り過ぎはNG

食物繊維を摂り過ぎると、体の機能を正常に保つ働きをするこれまた非常に重要な【ミネラル】の吸収を妨げてしまいます。

何事もほどほどです。

 

栄養素と体のしくみは知れば知るほどに奥が深いです。

同時に人間の身体は良く出来ているものだなと思います。

食物繊維に始まり、腸内環境から体のしくみへ‥と、自然と人の結びつきの原点ですね。・*

 

 

たまプラーザ・あざみ野エステ

エイジングケア・ダイエット

Personal Beauty Esthetics KO’a

 

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