サロンのお客様によく姿勢をよくするため、「骨盤」や「肩甲骨」の改善法について質問を受けます。
年齢を重ねていらしても若々しい方はみんな姿勢がいいですね!
近頃は皆さんが「アンチエイジング=美姿勢」という意識が高まっていて嬉しく感じています♪
姿勢はやっぱり、「骨盤」です!
骨盤の位置を正しい位置に安定するには骨を支える筋肉がとっても重要!
お悩みが多い「猫背」や「O脚」などとも骨盤のゆがみは大きく影響しています!
骨盤が安定して姿勢が良くなり、血流が良くなって、カラダの調子がすこぶる良くなる・。*
今日はそんな良い事尽くしの方法をお伝えしたいと思います。
そんな旨い話があるんでしょうか?!
「あります!」知っておいてゼッタイ損にはなりません。
今日から、今からすぐ出来る!骨盤調整法とは!
⇒正しく歩くウォーキングです・。*☆
「わたしはすでに万歩計持参で毎日一定距離を歩いていますよ」と仰る方も、
今日はアンチエイジングに、より効果的な「歩き方」!
名付けてスーパーウォークについてお伝えします。
もう既にウォーキングを日常にしている、という貴女かもしれませんが、
いまいちど検証してみて下さい。
正しく歩くウォーキングとは
「手を腕から振って、歩幅を大きく」というのが一般的な認識です。
間違いではありませんが、「大きく」とは皆さんはどういうふうに手足を動かしますか?
このことは少しあとに詳しく書きたいと思いますが、今日お勧めする正しく歩くウォーキングとは、
気をつけなければならない箇所がいくつもあるような複雑さは皆無です。
気をつける、というより、たった二つのことを正しく意識するだけです。
その意識する二つというのは
一つ目は「肩甲骨」
二つ目は「大腰筋」です。あれ?「骨盤」ではなく「だいようきん?」
きっと聞いたことがあるかたも多いかと思いますが、こういう筋肉です。
「大腰筋」はどこにある?
みぞおちの少し下あたりの位置の背骨の左右から骨盤の前を通り、股関節よりもやや下の、大腿骨の内側についています。
「大腰筋」の働きは?
背骨を起点にした脚(大腿)の動きをするときに働く筋肉です。
骨盤の位置を正常な位置に安定させる主要筋でもあります。
一般に日常生活の動作のなかでは意識的に動かさないと衰えてしまいやすい筋肉といわれています。
大きく腕脚を動かすには、皆さんなら、どこから大きく動かしますか?
腕、脚のそれぞれ「起点」であるところからではないかな?と想像できます。だとすると、
肩関節から大きく、脚のつけ根から大きく、でしょうか?若しくは股関節、骨盤を意識しますか?
腕や脚の本当の起点はどこからなのか?正解は
腕の起点は「肩甲骨」、脚の起点は「大腰筋」の接続部である「背骨」、だったのです!
腕は肩関節よりも更に背中側の肩甲骨から、脚は股関節よりもっと上、みぞおちの高さの背骨からが起点‥ということは、思いのほか腕と脚はとっても長いんですね。
正しく歩くウォーキングとは、
「肩甲骨」と「大腰筋」を正しく意識して歩くということ!
「肩甲骨から腕を動かして、大腰筋から足を踏み出す」という歩き方です。
ちょっと初めは慣れないので難しいと感じるかも知れませんが、コツが分かったらとっても簡単です。
肩甲骨から腕を動かすとは、肩甲骨がある背中から腕が伸びる、動くという感じ、
例えるなら、前方にある遠くの物を腕を伸ばして取ろうとする時のイメージです。
大腰筋から脚を動かすとは、背骨から大腿を動かす、という感じ、「背骨で歩く」ようなイメージです。
このイメージ(意識)をする、ということが今日の最重要ポイントです。
余談ですが、この大腰筋をよく使うと言われているのが
アスリートやダンサーさん、舞台俳優さんはこれを基本に普段お稽古しているので、本番での瞬発力や安定感や舞台映えする手足が長い、大きく見える動きになるのです☆
意識する、意識しない、は雲泥の差!
今日は冒頭から「意識」というコトバを繰り返していますが、
ここでちょっと意識のことについても触れておきます。
「肩甲骨(背中)からが腕なんだ。脚はみぞおち辺りの背骨からだったんだ!」ということを知って、そのことを意識するようになると、人の身体はちゃんと意識を向けた部位がそれに反応してくれます。
意識するということは、脳とつながった、ということになるからです。
この二つの意識をもって歩くと、カラダが軽く感じます。
今までしてきたウォーキングとは何かが大きく変わった感じが得られると思います・。*
追い風に乗って歩行している感覚です♪
ラク~に歩幅が大きく背筋も伸び、肺に空気が入ってくる、自ずと腕を振らないとぎこちなく感じ、ポケットに両手を入れていたりしては歩きにくくなります。
ともすると、思いの外加速し過ぎて、制御がつかず「つんのめりそう」になってしまうかもしれません。
でも、それは今まで慣れてきた動きだけで「慣らされていた筋肉」が弱っているということ。
体幹の筋肉を動かすと、それだけの動きでバランスを保つための筋肉も呼び覚まされます。
少しずつ意識して動かしていけば筋肉は強化されますから、急に頑張りすぎないように、
転んでケガをしては本末転倒ですので、無理をしないようにゆっくり慣らしていきましょう☆
「骨盤が安定して姿勢が良くなり、血流が良くなって、カラダの調子がすこぶる良くなる」
その理由は?
だいぶ後になってしまいましたが、その理由をお話しいたします。
ちょっぴり先ほど漏らしてしまいましたが、その答えは、「体幹」を使うからです。
「骨盤は内臓器を支えている器」
「肩甲骨(背中)からが腕」という意識で動かすと、肺を摂り囲っている肋骨も連動、呼吸がしっかりできることで酸素が肺にたくさん入り、血液にも、筋肉にも、脳にも充分に行き渡れば細胞や内臓組織もしなやかで柔軟になります♪
「大腰筋=背骨からが脚」のつもりで動かせば、背骨からは多数の神経がつながり、両手両脚の指先末端まで神経は通っていますから良い活性効果になります。
そして「骨盤は内臓器を支えている器」でもあります。その周辺が筋肉運動によって血流が良くなれば、内臓器官の働きが活性されて全身に行き渡ります。
骨の位置を決め、安定させるのは筋肉の役割です。
どこの筋肉も使わなければ衰えます。
その筋肉が弱ければ骨の位置は不安定だし、負担が掛かりすぎて縮こまって硬くなったりすると、骨が歪んだ位置で固定されて可動域が狭まれば血流も悪くなりますし、神経組織が圧迫されれば炎症(痛み)を起こす原因になります。
これから春の陽気です。今日から、今からLet’s ウォーク♪
このように「歩く」、という日常的で一番慣れきった動作に、「意識」が加わるだけ、どこにも余分な力は要らず、楽にどこまでも歩けそうな感覚になります。
意識が最初しにくくても、舞台の俳優さんの動きを思い出して、少しわざと「劇的」に歩いてみるのもおススメです。
骨盤が安定し、全身に血液や酸素が巡ると、どんなに体が変わっていくか!
そのスバラシサは是非!ご自身の体感で味わって頂きたいと思います!!
暦上でも、春の「土用」過ぎからはカラダが目覚めるタイミング!
ウォーキングを始めるのには最も適した季節ですよ♪・。*(^^)
たまプラーザ・あざみ野エステ
エイジングケア・ダイエット
Personal Beauty Esthetics KO’a
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