5ヶ月ぶりの投稿です。
久しぶりに書くお話がちょっと寂しい話題なのですが、
3月に当ブログの闘病日記でお知らせした猫サスケ♂、
今月10月7日に天国へ旅立ちました。
10ヶ月の闘病生活、サスケは本当に頑張ってきました。
サロンにお越しの、ペットが家族にいる幾人かのお客様とは、
以前から日常の出来事をお互いに良くお話してきていたので、
闘病期間中も様子を聞いて下さって、分かち合って頂きました。
容態が心配なとき、とても気持ちが助かりました。
お一人お一人に感謝でいっぱいです。
ありがとうございました。
腎不全でも、10歳だからお別れはもう少し先だろうと思っていましたが、
意外に早くその日が来てしまいました。
甘えんぼで花の匂いが好きな優しい性格。
サスケが家に来てくれて楽しい10年でした。
ありがとうサスケ。
最期のときを看取ってあげられなかったけど、
心優しいサスケだから、気遣ってくれたのかな、なんて。

モモヨ(パピヨン♀12歳)とはいぶし銀の関係

カイはサスケが大好き。カイが来てからサスケはちょっぴり受難の日々。
サスケは大切な家族でした。
お骨に合わせたモモヨとカイも大切な家族。
ふたりもちゃんと分かっていました。
ここからは、3月以降お伝え出来なかった
その後のサスケのことを書いておこうと思います。
令和の年となった今年1月下旬、「慢性腎不全」で、
2月からは腎臓の機能を少しでも長らえるための補水点滴と、
食事療法を継続してきました。
当初は一日1回を毎日続け、前回の闘病日記では、
数値が落ち着いたところまで書きました。
▼3月のブログ
便秘から思わぬ深刻な腎不全・多臓器不全!サスケ(猫♂10歳)の闘病日記
その後一日おきにしたところ、数値が思わしくなく、
再び毎日に戻しましたが、一番改善したときの値には、
なかなか戻りませんでした。
それでも今年は梅雨が長く、涼しい間くらいまでは
元気もあって安定していました。

このとき、体重は7キロ!
7月に入り猛暑が始まってから、
だるそうに横になってることが多く、
次第に食事を摂る量が落ちてきました。
自らの水分や食事摂取が少なくなると、
また便秘の心配も再浮上してきて、
3~4日ごとに辛い排便を繰り返し、
その度に気が気ではありませんでした。
7月末の血液検査では、2月の尿毒症の時よりも
悪い結果が出てしまいました。
毎日点滴をしてこの数値となると、
サスケの腎臓は限界のところへ来ている、
と先生に告げられました。
いずれ補水点滴だけでは追いつかなくなって、
尿毒症の症状が進んでしまう時がくることを、
覚悟せざるを得ませんでした。
だからといって点滴が無駄だと、やめることは決心できず、
尿毒症で辛いサスケが、補水を入れることによって、
少しでも楽になるならと、それからは朝と夜2回にしました。
もちろん嫌だけど、サスケは一生懸命頑張って協力してくれました。
9月に入ると食欲は更に落ちて、匂いだけ嗅いで食べなくなりました。
腎不全性の貧血も進み、一日のほとんど横たわって過ごすようになりました。
7キロあった体重は2か月ほどで5.7キロまで落ちました。
人間に相当するなら20キロほどの激やせです。

ずっと前から親しんでるバリの女性の神様の膝をまくらに横たわる。
このタイミングでの酷い便秘が、
更にサスケの体力を奪う結果になってしまいました。
サスケの腸は、便秘を繰り返してきたことで、
腸の筋肉が一部伸びて大きくなり、収縮運動が弱いがため、
そこで便が溜まって塊になったものが骨盤のところで
引っ掛かり、通過しにくい状態になっていました。
そうすると自力で排泄出来なくて、病院で出してもらうしか方法がなかったのです。
このあと9月30日以降からは日毎にサスケは弱っていき、
いつも居たベッドの上からベッドの下の奥に自ら移動して、
呼びかけてもそこから出て来なくなりました。
10月6日の日曜日、
前日から呼吸が荒く危篤状態になったサスケ。
うしろ脚に力が入らなくなって排尿が出来なくなり、
院長先生が病院を開けて下さったので、
急きょ介助の仕方を教えて頂きに、サスケを連れていきました。
ところが、その時出たおしっこにビックリ!
いままで無色無臭のおしっこだったのに、
ちゃんと黄色い、匂いがする「良いおしっこ」でした。
不思議でした。
先生もビックリ。
この日の夜は、ベッドの下奥から出てこないサスケと同じ床で寝ようと決め、
床に敷布を敷いたところ、サスケがほふく前進で出て来てくれました!
嬉しくて両手でいいこいいこ。
頭が子猫になったように小さく感じました。

両後ろ足に力が入らないので、腹這いで両前足で這うしか、自ら移動が出来ないサスケでした。
10月7日朝は液体の栄養食をシリンジでほんの少しあげました。
ほとんど飲めなくて、口の端から流れてしまいました。
仕事に出る時はいつも体を起こしてこちらを見て送ってくれましたが、
この日は「行ってくるね」と言うと、尻尾を左右にゆっくり2回振ってくれました。
これが生あるサスケとの最後になってしまいました。
3月に書いた闘病日記の締めに、
「最後のときはそばに居てあげたい」と結んでいたのに、
叶わなかったことは心残りですが、サスケは甘えん坊だったけど、
心根が優しかったから、旅立ちの時は一人で逝ったのかな。
生まれ変わってまたおいでね☆

2019年7月1日
お気に入りの場所で
たまプラーザ・あざみ野エステ
エイジングケア・ダイエット
Personal Beauty Esthetics KO’a(コア)
◆関連記事◆
サスケ(猫♂)&カイ(パピヨン♂)&モモヨ(パピヨン♀)・日常の一コマ②
便秘から思わぬ深刻な腎不全・多臓器不全!サスケ(猫♂10歳)の闘病日記